太陽化学 メディケアグループ
医療・介護従事者向けサイト
医療・介護現場レポート
〜おひさま通信〜
小腸ストーマのお悩みにグアーガム分解物でアプローチ!
病院勤務 看護師様
病院に勤務されている看護師のストーマ体験について話を伺いました。
グアーガム分解物(PHGG)を飲むことにより、ストーマ管理の向上、ストーマ袋の交換頻度の減少、皮膚トラブルの減少などの効果を通して生活の質(QOL)が向上したお話をお聞きすることができました。
Y看護師
年齢:50歳代
職業:看護師
病名:直腸がん
治療:直腸がん切除および小腸人工肛門造設
【小腸ストーマの悩みに対して期待されるPHGGの効果】
・ストマー管理の向上
・臭い、漏れの不安低減
・ストーマ袋の交換頻度の減少
・皮膚トラブルの減少
・外出時の不安低減
・経済的負担の低減
Q. 小腸ストーマを付けたことによるお悩みがあったと伺いましたが、詳しく教えていただけますでしょうか?
小腸ストーマでは、消化・吸収が不完全になりやすいこともあり便が水様便になっていました。そのため、臭いや漏れが気になったり、ストーマ袋の交換頻度の増加に悩んでいました。
ストーマ袋の交換やケアには手間や負担がかかるため、最初は緊張したり時間がかかったりすることもありました。さらに、ストーマ周囲の皮膚がかぶれたり炎症を起こしたりすることもあるので、それは本当に大変なことでした。
Q. 小腸ストーマでのお悩みが、グアーガム分解物(PHGG)で解決することができたということですが、具体的にどのような効果があったのでしょうか?
以前からPHGGという食物繊維を知っていました。PHGGは、短鎖脂肪酸が多く腸内で産生されるため腸の健康にとても役立ちます。急性期の患者には、流動食にPHGGを加えることにより絨毛の萎縮による下痢の予防にも効果的でした。
便秘や下痢に悩んでいる患者の入院や退院時には、PHGGを勧めていましたが、PHGGのストーマの下痢に対する効果は知りませんでした。
看護師の先輩に悩みを相談したところ、PHGGによるストーマの排泄ケアの症例があることを知り、自分でも試してみることにしました。
PHGGを飲んでて一週間もすると、便の状態が明らかに変わったことを体感できました。排泄量が減り、水様便からまとまり感のある便(泥状便)に変化したことで面板の膨潤(溶解)が抑えられストーマ袋の交換頻度が2日に1回から3日に1回になりました。この変化によって、ストーマ袋の交換作業の手間や負担が軽減され、肌荒れの心配も減りました。
便臭については、食事の影響もあるためはっきりとは言えませんが改善されたように感じます。
Q.ストーマ袋の交換頻度が減ることで経済的負担はどのくらい軽減されましたでしょうか?
私の場合、2日に1回から3日に1回の交換頻度になったことで必要なストーマ袋の自己負担が1か月で11,700円から7,800円(3,900円の削減)に減り、経済的負担が軽くなりました。
Q. 排便状況の改善以外に何か体感されましたでしょうか?
PHGGを飲むことで、排便ケアがとても楽になり精神的な余裕が生まれ、日常生活がより快適になりました。
特に外出する際に不安があったのですが、PHGGを使うことで便漏れやパウチ交換などの不安が減り、自分でコントロールできるようになったことが大きな効果でした。
Q. 最後に皆様にお伝えしたいことがありましたら教えてください。
PHGGは何にでも溶けるので、色々な食事に入れて摂取できますが、私はお味噌汁など汁物もしくは、スープ類に入れて朝と昼にPHGG6g飲むことが多いです。飲み忘れたときは、少し便が軟らかくなるので今では、PHGGを飲まないと心配になるほど欠かせない存在になっています。
PHGGの飲み始めて、私の生活の質(QOL)が向上しました。ストーマの方には、ぜひ試してみてほしいと思います。
ページの先頭へ